パパラフ と みやちゃん

パパラフ 三代目代表となったみやちゃんのブログ

久しぶりの投稿は本を読んでの感想です

インプット大全感想

  • 本の題名としては、インプット大全なのです。しかし、この本全体を通して書かれているのは、どのようにしてインプットした内容をアウトプットするか、ということ。ただ、読んで知識を増やそうと思っている方には、結構頭の痛いことが書かれているのではないでしょうか。自分もその1人でした。インプット大全では、インプットの方法に分けてチャプターが分かれていたため、それぞれの気づきに感想を交えて報告します。

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  • インプットでなぜアウトプットなのか
    それは、インプットとアウトプットが表裏一体だからなのだそう。アウトプット前提にインプットを行うこと(AZ)で、定着率も上がる、言葉にすると難しそうですが、それは誰しもが納得できるように書かれていました。報告会前提の出張と、ただの旅行、前者では誰しもがしっかり視察してくるでしょうが、後者ではともすれば「ただ楽しかった」との感想しか出ないことも予想できます。これは、物事に対する意識を変えるだけなので、明日からもすぐできそうです。

 

  • 科学的に記憶に残る本の読み方
    個人的には一番興味のある分野です。ここでも「感想を書けないのは、読み方が浅い」という言葉にガツンとやられました。月に10冊読むのと3冊読むのは、どちらがいいでしょう。それは条件で変わります。きちんと読んだ3冊とザル読みした10冊、それならば3冊の方が良いということです。これまであまり感想が書けていなかったのは、自分の文章力のせいではなく、ただ読み方が浅かった。正直あまり向き合いたくない現実ではありましたが、読む本を減らしてみて感想をかけるまで読み込むことをやってみるきっかけにしたいです。

 

  • 学びの理解が深まる話の聞き方
    聞くというインプットでは、感情を交えることで効果が上がるそうです。つまり、講演会では質問をする、前に座るといった緊張感や興奮で記憶の増強が起こります。これは、当事者意識を持つことかなと自分なりには解釈しました。講義などでも当てられる危険(笑)のある講師の時は、当てられてもいいように必死に準備していた思い出もあります。

 

  • すべてを自己成長に変えるものの見方
    観察力を磨く、ここでもAZ(アウトプット前提)が出てきます。ブログに書くネタ探しをする前提の鋭い観察になぜ?を加えることで新しい世界が広がるそうです。日常生活から新しい世界が広がるのは面白そうだなと思いました。それを美術や映画にも応用することで、ただの娯楽が自己成長へとつながると考えると少しワクワクします。そしてそのチャプターの最終項目は「見ない」。もう半分も過ぎていますが、ただのインプット本ではなさそうです(笑)。

 

  • 最短で最大効率のインターネット活用術
    このチャプターは、もうただただ為になりました。現在は情報が溢れ過ぎている為、流し読みしていてはいらない情報がたくさん入り過ぎてしまう。自分が必要な情報を手に入れるためには、取りに行くこと。読んだその日から、情報収集がネットサーフィンや朝の情報番組から、グーグルアラートになりました。スマホを制限する、これに結構抵抗感を感じている自分はだいぶ依存しているようです。

 

  • あらゆる能力を引き出す最強の学び方
    このチャプターは具体的に学び方がまとめられていて面白かったですが、中でもハッとさせられた項目が「自分を知る」です。あまり自分と向き合っていなかったためか、自分は何が好きで、何に感動するのか、実はあまりわかっていなかったことを自覚しました。ちょっと安心したのは、それが簡単なことではないと書かれていたこと。これからの人生を「自分を知る旅」とも考えて、日記を書いて見返してみようと思いました。

 

  • インプット力を飛躍させる方法
    インプット大全の最終章では、寝る・休憩・運動で締めくくられており、自分の体の状態が大事なのだなと感じました。また、興味のある項目を9つ用意し、それを8つのカテゴリーで分類する「マンダラチャート」による脳内図書館化はすごく理想で是非実践したい項目でした。

 

  • まとめ
    インプット大全を読んでの、一番の成果はこの書評なのではないかと思います。なかなか本に対して感想を書くのは難しいと感じていたのですが、感想を書くことを前提に読み進めていくとこれは実践したい、ここではこう思ったなどの、その瞬間というのはたくさんあるのだなと気づきました。これまではただそれがその瞬間で終わってしまっていた。こうやって書くということを通してその瞬間を残すことができた。何よりも書いているのが正直楽しかった。今後も本を読んだらアウトプットをやっていきたいです。と、これはインプットの本を読んだ締めなのだろうかとふと思いました(笑)。